これまで数多くの法律事務所の面接に同席してきた結果、ファーストコンタクト(最初の数秒)の印象は非常に大切であるといえます。そして、最初の印象が悪いと面接も円滑に進みません。それぐらい第一印象は大事なのです。それをクリアしてから、面接の受け答えや話している内容が判断されます。 良い印象を持ってもらえるよう、身だしなみを整え、面接対策をしっかり行いましょう。
身だしなみ
スーツ
華美な色・柄のものは避けましょう。黒、紺、灰色が無難な色です。シワはないか、毛玉などはついていないか、汚れが付着していないかなど確認しましょう。
シャツ
スーツ同様、派手な色・柄を避け、きちんとアイロンを掛けたものを着用しましょう。色は白が無難です。しっかり第一ボタンも留め、ネクタイを締めます。その際に、襟元に汚れがないか、シワになっていないか、ネクタイに汚れがついていないかも確認しましょう。
靴
ビジネスシューズを履きましょう。こちらもスーツ同様、華美なものは避け、汚れが無いよう、磨いておきましょう。お辞儀をした際に靴に目がいきます。注意してください。
バック
スーツに合うようなものを選択してください。小さいサイズのバックですと、移動中に履歴書、職務経歴書が収まらずシワになってしまうこともあります。A4サイズが入るバックが望ましいでしょう。また法律事務員には、裁判所への書類提出という業務があり、書類の持ち運びが発生しますので、今後を考えても用意しておくべきでしょう。またブランド物を使用するのは避けましょう。
装飾品など
時計、ネックレス、ブレスレット、ピアスなどは大きすぎるもの、派手なものの着用は控えてください。匂いにも注意が必要です。香水は好き嫌いがありますのでつけすぎるのは厳禁です。面接においてはつけないほうが無難でしょう。また、タバコの臭いがする方はマイナス評価に繋がります。近年は禁煙の職場も多く、喫煙者は不可というところも増えてきました。喫煙者の方は、少なくとも面接の30分前には控えた方がいいでしょう。
面接中は携帯電話の電源は必ずOFFか音が出ない、バイブレーターが作動しないようにしましょう。
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