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地方から上京し、東京の法律事務所で就業したいというご相談をいただくことがあります。そこで、地方から東京の法律事務所へ転職のご支援をさせていただいた方にお話を伺いました。今後、上京して法律事務所への就職・転職活動をご検討の方は是非ご参考にしてみて下さい。

■上京をした理由

地方の大学（法学部）を卒業してから、地元の企業へ就職しました。居心地も良く、落ち着いた雰囲気で伸び伸びと仕事が出来ましたが、女性は一歩引いたサポート的な仕事を担当することが多く、スキルアップできるとは言い難い環境でした。スキルをつけ、女性が長く働ける仕事をしたいと考えるようになりました。大学が法学部であったことから法律事務に興味を持ち、転職を決意しました。しかし、地元で転職するとなると、選択肢が極端に少ないため上京を検討しました。

■上京する事への不安

地方から出た事が無かったので少なからず不安はありました。上京している友人に相談したりして、お金を貯めて転職活動をスタートしました。賃料については、事前にネットで調べ、友人の話を踏まえながら生活のシミュレーションをして解決をしていきました。

■転職先が決まってから

新宿にある法律事務所へ内定をいただき、2か月後に勤務を開始する事になりました。
1ヶ月間は前職の引継ぎ作業をして、残りの1ヶ月で有給を消化しながらネットで気になっていた賃貸マンションを管理する不動産屋を巡り、部屋探しをしました。不動産屋には、家族が一緒に来てくれたのでとても心強かったです。
実際に部屋を見学するとネットの情報と若干異なる部分も見えてくるので、事前に見学する事をおススメします。
私は、通勤時間を短くしたかったので新宿からあまり遠くない場所で探したところ、板橋区がヒットしました。新宿まで埼京線で10分。治安も良くて、スーパーも近くにあり物価も地元とそれほど変わらずとても助かっています。

■東京で生活をしてみて

最初は不安でしたが、住んでみると意外に何とかなりました。地方と比べる自転車や徒歩で用事を済ませる事が出来るので時間を有効活用出来ています。自動車を使用しなくなったので、税金やガソリン代の心配もなくなりました。ただ、地方にいる家族が遊びに来た際、私のマンションをホテル代わりされています（笑）

■転職してみて

転職先の法律事務所は、仕事が出来る人が多く毎日刺激を受けています。風通しも良くて資格取得支援制度などもあり、残業も少ないのでとても恵まれた環境で仕事をすることが出来ています。また、男女が分け隔てなく仕事をしており、女性のリーダーや管理職が多いことに驚きました。私が望んでいた環境に非常に近いため、思い切って上京をして良かったと思っています。
職場には休憩室があり、周辺には飲食店も多くてランチの時間も楽しくなりました。