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2018年3月16日 法律事務所の新たな展開
法律事務所は、個人・法人が抱えるトラブルを法的に解決する、また法人がサービスを提供する上での法的サポート（契約書作成やリスクマネジメント等）を提供しています。
2000年に弁護士広告が解禁されるまでは、紹介や相談があってから対応するといったどちらかというと受け身な状況だったと推測されます。
現在では広告が解禁され、テレビ、ラジオ、web、チラシなど様々な媒体で法律事務所を目にする機会が増えました。ただ、発信される情報は顕在化している問題（債務整理、離婚、交通事故、相続など）がほとんどだと感じています。
新しいサービスの発信という意味では、なかなか目新しいものがないという印象がありました。ただ、若手の弁護士を中心として動きが出てきています。一例ではありますが、下記をご紹介いたします。
・Paren2（離婚前後の父母間のコミュニケーションサポートサービス）
https://paren2.jp/
・AI-CON（契約リスク判定サービス）
https://ai-con.lawyer/
弁護士が年々増え、依頼者の奪い合いになっているという記事を目にする機会も増えました。ただ、歴史が長い事務所や規模が大きい事務所だけに仕事が偏っているわけではありません。若手主体の法律事務所でも、成長を続けているケースもあります。今後もこういった動きは増えてくるのではないでしょうか。
中長期的に見ますと、AIやブロックチェーンなどの影響で法律事務所の仕事内容も変わることが予想されます。今回ご紹介したような取り組みを行う事務所で働くことで、パラリーガル、法律事務としては貴重な経験が積めるのではないでしょうか。
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