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2017年07月19日 就職と家族
皆さんは就職・転職活動の際、親をはじめとした家族の意向はどれくらい気にされるでしょうか。「もう一人前だから、親に頼るわけにはいかない」、「就職後もしばらく同居するから、ある程度意見は聞いてあげたい」など、様々な事情があるでしょう。
最近では、親の意向に従って大手への就職を目指したり、ベンチャー企業に内定が決まるも親の反対で辞退するケースもあるようです。
企業側も対策に苦慮しており、中には「家庭訪問」をして企業のPRや内定を出した理由などを保護者に伝え、説得する会社もあるということです。
内定者の親に就職するかどうか確認することを「オヤカク」と呼ぶそうです。親以外では、夫が転職を決めても給与が下がることから妻に反対される「嫁ブロック」という現象もあるようです。
社会人経験を積んだ世代からすると、「就職・転職を決めるのに家族の意見に左右されるのか」と思われるかもしれません。ただ、連日メディア等で働き方改革が叫ばれ、「ブラック企業」といった報道も良く聞かれるようになりました。時流を考えると、就職・転職の当事者だけではなく、ご家族にも配慮せざるを得ない状況でしょう。
就活生や求職者のみなさんにとっては、親や家族に就職先についてどう説明するか考えることで、なぜそこで働きたいか、改めて深く長期的な視野で考えるきっかけになるかと思います。
弊社で就職が決まった場合、就業前の不安などについても相談を承っております。不本意な早期退職を防ぐためにも、情報収集の手段としてご活用ください。
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