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2016年12月15日 企業法務系法律事務所の法律事務
法律事務所へ就職・転職する方の中でも人気が高いのが企業法務系を扱う事務所です。
いわゆる「4大・5大法律事務所」(4大は西村あさひ、長嶋・大野・常松、アンダーソン・毛利・友常、森・濱田松本、5大は前の4つにTMIを加えた大手事務所)はいずれも企業法務を主に取り扱う事務所です。それ以外でも企業法務を扱う事務所は規模が大きく、制度も一般企業と比べて遜色なく整えられているという印象をお持ちの方が多いようです。また、企業法務を扱う法律事務所は、一般民事を扱う法律事務所よりも専門性が高く、その後のキャリアアップになるのではないか、と志望動機にあげる求職者の方もいらっしゃいます。
ですが、実際に企業法務系の法律事務所に勤めていらっしゃった方にお話を伺うと、別の側面が見えてきます。
企業法務の現場では、法律事務の仕事はほとんど弁護士が行い、事務スタッフは一般事務や庶務、秘書業務をメインに担当しているケースが多くあります。企業法務案件は、高度な専門性が問われるだけではなく、守秘義務もより厳しいと伺います。高いレベルが求められるため、法律事務として任せられる業務が限定されてしまうこと、守秘義務の観点からも所内の職員に対して、案件の詳細は伝えないということもあるようです。パラリーガルや法律事務として就業をしたいとしても、事務所によっては携わることができずミスマッチになる恐れがあります。
また、企業法務と一口に言っても、渉外登記や債権回収、破産管財など分野によっても事務所の雰囲気が変わります。一つ一つの事務所のカラーを面接などで調べることが重要です。
弊社でも企業法務を取り扱う法律事務所の求人の取り扱いがございます。実際に訪問した際の雰囲気などお伝えすることができますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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